株式会社サンライズ 様向け

社員が自ら回す会社へ

AI内製化 業務改革提案書

受発注の「振り分け」を支えてきた“人の経験”を、AIが引き継ぐ仕組みへ。
基幹(スーパーカクテル)はそのままに、夕方の残業とデータの死蔵をなくし、社員が自ら回す会社をつくる段階的プラン。

作成日:2026年6月4日提案元:株式会社ピースフラットシステムVersion 1.0

提案概要

これまでのお打ち合わせでお伺いした御社の現状・課題をもとに、サンライズ様の業務課題に最適なAI×ワークフロー導入プランをご提案いたします。本提案は、個別機能の説明ではなく、「どの経営課題が・どう解決され・いくらの価値になるか」に焦点を当てています。

ヒアリングで見えた3つの本質課題

1. データはあるが、活用できていない ― スーパーカクテルにデータは蓄積されているが、取り出しが面倒で現場が使わず、報告で終わって改善につながっていない。

2. 業務が「人」に依存している ― 収穫変動の振り分けや総菜の受発注取りまとめが、ベテラン・特定担当の暗黙知と申し送りで回っている。

3. 内製化したいが、現場が動かない ― 社内にIT人材がほぼおらず、過去の取り組みは現場で定着せず頓挫。「現場に合うか」が成否の鍵。

観点内容
本ご提案AI活用の伴走支援(内製化支援)。新システムは入れず、今の基幹(スーパーカクテル)とチャットワークの裏でAIをつなぎ、手作業を肩代わり。経営が見たい数字は即レポート化します。
進め方月額20万円・最低2か月のスモールスタート。リスクを抑え、最初に「現場が確実に喜ぶ1本」を形にします。
費用対効果(結論)同等の専門性を採用すれば年1,200〜3,000万円+採用リスク。本提案は年240万円で「必要な時だけ」。さらに属人作業の工数削減だけで費用はほぼ自己回収します。
結論: 採用すれば年1,200万〜3,000万円かかるAIの専門性を、月20万円(年240万円)で。即戦力・多数の自動化ノウハウ・採用リスクゼロ。つくったものは御社の資産として残ります。

御社が直面している経営課題

これまでのお打ち合わせの内容は一貫しており、課題認識にズレはありません。下記5点が、経営に直結する論点です。

No.経営課題放置した場合のリスク(経営インパクト)
属人化した振り分け
収穫変動の店舗按分・総菜の工場振り分けが暗黙知/申し送り頼み
事業継続リスク。ベテラン・特定担当が抜ければ業務が止まる。過去の自動振り分けソフトは“痒いところに届かず”失敗
基幹データの死蔵
各自バラバラ・吸い上げが面倒・報告で終わる
意思決定が回らない。予実・進捗を「明日の改善」に繋げられず、判断が遅れる
人手不足・夕方残業
総菜の受発注取りまとめで主婦層が夕方まで残業
人材定着リスク。早く帰りたい層の離職要因。増員は採用難・高コスト
内製化したいが人材ゼロ+現場アレルギー
過去の取り組みが現場で定着せず頓挫
変革疲れ・社内不信。「また使えないものを」と思われ、次の一手が打てない
買収先(仲卸)のアナログ業務
ほぼ紙・人手不足で改善に着手できない
シナジー未実現。裏返せば大きな伸びしろ

経営層がめざす状態 / 現場が求める状態

経営層がめざす状態

・データが一元化・共有され、「明日の改善」に繋がる
・社員が自ら作って運用する自走組織(内製化)
削減できる業務を減らし、人手不足の構造を改善
最小リスク・高い費用対効果で、来期計画に乗せられる

現場が求める状態

新ツールを覚えたくない。今のやり方のまま楽に
夕方残業をなくして早く帰りたい(主婦層)
・属人的な“連絡・確認”の手間から解放されたい
・「やらされ」でなく自分で作れる・面白い体験

★ 経営と現場の交差点=総菜の受発注→工場振り分けの自動化。 経営は「残業・人材定着・データ化」、現場は「夕方に帰れる・連絡地獄からの解放」。両者が同時に満たされる、最初の1本です。

ご提案するワークフロー(優先順位つき)

経営インパクト × 現場の喜び × 費用対効果で優先順位づけしました。

優先ワークフロー解決する経営課題 / 費用対効果の根拠
S総菜 受発注→材料算出→工場振り分け→連絡残業・人材定着+属人化 / 8人時/日の削減が明示
S収穫変動の店舗別 振り分けAI(チャットワークBot)属人化=事業継続リスク / ベテラン依存の解消
A基幹データを“聞くだけ”でレポート/ダッシュボード化データ死蔵 / 開発依頼・BIツール・カスタム100万超の削減
B日報・数字集計の自動化(チャットワーク完結)現場負担ゼロでデータ蓄積・自分ごと化
B温度・品質管理アラート(暗黙知の形式知化)食品安全・属人チェックの撤廃
C経営ダッシュボード(品目別売上・予実・推移)経営の見える化 / 現場巻き込み後に
将来買収先(仲卸)のデジタル化・PMI支援M&Aシナジー / 紙業務の自動化・激務緩和

全体像 ―「現場は変えず、裏でAIがつなぐ」

graph LR
    subgraph IN["現場の入口(変えない)"]
        direction TB
        A1["チャットワーク"]
        A2["スーパーカクテル
(基幹 / CSV)"] A3["メール・電話・FAX"] end subgraph HUB["AIワークフロー基盤(n8n × AI)"] direction TB B1["つなぐ・読み取る"] B2["算出・振り分け・転記"] end subgraph OUT["経営の成果"] direction TB C1["残業・属人の解消"] C2["データの見える化"] C3["社員が自走(内製化)"] end IN --> HUB --> OUT

最優先ワークフローの中身

① 総菜 受発注 → 材料算出 → 工場振り分け → 連絡

スーパー総菜部門からの受注は一番遅い時間に届きます。受発注担当(主に主婦層)が必要材料を算出し(数量直指定に加え、キット注文は企画書から逆算)、3工場へ振り分け・仕入担当へ連絡。このため夕方6〜7時まで残業が発生しています。

graph LR
    A["総菜部門から受注
(夕方に集中)"] --> B["必要材料を自動算出
数量直指定+キット企画書から逆算"] B --> C["3工場へ振り分け
ルール+イレギュラーを学習"] C --> D["各工場・仕入担当へ
チャットワークで自動連絡"] D --> E["人は確認・例外だけ
→ 夕方残業ゼロへ"]
経営インパクト: 8人時/日の残業削減=人材定着(早く帰りたい主婦層が報われる)+属人化の解消。企画書(配合)が決まっているためロジックが明確でAI化しやすく現場が確実に喜ぶ=失注リスク(現場に合わない)を裏返す最初の1本です。

② 収穫変動の店舗別 振り分けAI

受注500→入荷482→不足18個を、「チラシ実施店優先」「担当がうるさい店は減らせない」等の暗黙知でベテランが按分。これを、チャットワークBotが「18個不足。優先順位は?」と聞き、社長は番号を返すだけでAIが按分する形に置き換えます。

経営インパクト: ベテランの暗黙知を仕組みに移管。担当が抜けても業務が止まらず、欠品・誤配・店舗クレームを低減し、事業継続性を確保します。

③ 基幹データを“聞くだけ”でレポート化

スーパーカクテルから出せるCSVさえあれば、「先月の品目別売上を出して」「予算より遅れている案件は?」と自然言語で聞くだけで、社内の誰もがレポート/ダッシュボードを引き出せます。開発会社への都度依頼もBIツール契約も不要です。

経営インパクト: ヒアリング筆頭の目的(データ分析・一元化)に直結。「報告して終わり」を脱し、経営判断が速くなります。

費用対効果 ― 本提案の核心

費用対効果は4つの角度から生まれます。① 採用比のコスト差 ② 工数削減 ③ 内製化=資産が残る ④ 守りのROI。

① 「AI人材を採用する」 vs 「伴走で外注する」

観点採用する場合本提案(伴走で外注)
費用年1,200万〜3,000万円(AI込み人材の相場)年240万円(月20万円)
立ち上がり採用に数か月+戦力化に半年〜1年即着手・即戦力
リスクミスマッチなら丸損合わない月で見直し可。リスク最小
知見1人の経験の範囲多数の自動化実績の勘どころ
差額:年960万〜2,760万円。 採用1人分のコストで、複数の専門ノウハウを「必要な時だけ」使えます。

② 工数削減 = 費用は“ほぼ自己回収”(総菜振り分けの例)

項目試算(前提つき)
総菜の受発注→振り分け→連絡8人時/日(やり取り=連絡・確認が大半)
月間(22営業日換算)176人時/月
人件費換算月 約30〜35万円相当(時給2,000円換算/年 約360〜420万円)
この1本だけで、月20万円の伴走費を上回る削減ポテンシャル。さらに収穫振り分け・日報自動化が乗れば効果は拡大します。
※工数はヒアリング(8人時/日)からの試算です。次回、実数で精緻化します。

③ 「作ってもらう」コストの削減 = 内製化で資産が残る

スーパーカクテルのカスタムは1件100万円超。従来は「見たい数字」のたびに要件定義→ベンダー開発でした。内製化できれば、今後の小改修・レポート作成は社内で完結=外注費を継続的に削減。過去の「何も残らなかった」取り組みとは逆に、つくったものは御社の資産として残ります。

④ 守りのROI(数字に出にくいが経営に効く)

リスク本提案による効果
主婦層の夕方残業 → 離職残業解消で人材定着(採用難時代の守り)
ベテラン不在で振り分けが止まる誰でも回せる状態にし事業継続性を確保
温度チェック漏れ等の食品安全暗黙知を形式知化しアラート化
投資回収イメージ: 月20万円の伴走は、①総菜1本の工数削減でほぼ自己回収 + ②採用比で年960万円以上の差 + ③外注費の継続削減 + ④人材定着・事業継続という“四重”の費用対効果を生みます。

過去の失敗を繰り返さない進め方

過去の取り組みが定着しなかった懸念=「現場に合わなければ」。これが唯一にして最大の論点です。本提案は、その原因を最初から外す設計です。

過去うまくいかなかった理由本提案での解決
現場に「新ツールを使う」負担を強いた現場は今のやり方のまま。AIは裏で動き、覚えさせない
他人が作ったものは“自分ごと”にならない社員が自分で作れる内製化を伴走。詰まった所だけ勘どころを提供
汎用ソフトは“痒いところに届かない”御社業務に合わせた個別ワークフロー(暗黙知も学習)
現場巻き込みの具体策: ① 1本目に現場が確実に喜ぶ総菜振り分け ② 月曜の経営幹部会議で30分プレゼン ③ 無償のAI勉強会で若手を巻き込み「自分ごと」化。「実務の若手が“やりたい”と言う方が早い」という読みを、そのまま戦略にします。

導入ロードマップ(案)

gantt
    title AI内製化 伴走ロードマップ(案・柔軟に調整)
    dateFormat YYYY-MM-DD
    axisFormat %m/%d
    section 立ち上げ
    業務棚卸し・ロードマップ策定      :a1, 2026-06-16, 21d
    section インパクト1本目
    総菜 受発注→工場振り分け(PoC)    :b1, 2026-07-07, 35d
    効果実証・現場レビュー           :b2, after b1, 14d
    section データ活用
    基幹データを聞くだけレポート化     :c1, 2026-08-18, 30d
    section 横展開・内製化
    収穫振り分け/日報/温度ほか       :d1, 2026-09-15, 30d
    幹部会議プレゼン・AI勉強会・社内移管 :d2, after d1, 30d
    
まず2か月で「動く1本(総菜振り分け)」をお見せし、現場が効果を体感 → 味方につけてから横展開します。各期間はヒアリング結果・繁忙度に応じて調整し、年初の年度計画にも自然に組み込めます。

ご提供プラン(料金)

区分内容費用(目安・税別)
① 月額伴走費 ★今回おすすめ要件定義・構築・定例・チューニング・運用サポート。最低2か月/その期間に1つワークフローを構築月額20万円〜
初期費用初期セットアップ10万円
ランニングn8n(基盤)+必要に応じてAIのAPI月 8,000〜10,000円程度
(参考)② フルスクラッチ開発インターフェースから専用開発(従来ベンダー型)プロジェクト都度見積
(参考)③ 買い切りワークフローピンポイントの自動化を1本提供25万円
納品物は御社の資産です。 構築したワークフローは御社に帰属し、契約を止めても使い続けられます。内製化へ発展でき、SaaSのような年間ライセンス縛りはありません。

ご支援体制

役割主な業務
AIコンサルタント(弊社)御社の“手足”として全体設計・優先順位付け・定例。専任担当の新設は不要
実装エンジニア(弊社)n8nワークフロー/AI/スーパーカクテル連携の実装

御社にお願いするのは、定例(月2回・1.5〜2時間)へのご参加と、業務情報のご共有のみです。

まとめ・ネクストステップ

時期アクション
本提案ご確認後月曜の経営幹部会議で30分プレゼンの日程調整 + 無償AI勉強会で若手を巻き込み
並行総菜振り分けの実工数・対象品目・3工場のルールをヒアリングし、費用対効果を精緻化
合意後2か月の伴走で「動く1本(総菜振り分け)」を構築 → 効果実証 → 横展開
まずは“最も手間がかかっている総菜の振り分け”を起点に。 経営は残業・人材定着・データ化、現場は「夕方に帰れる」。月20万円・2か月という小さなリスクで、御社のAI内製化の第一歩を確実なものにします。

株式会社ピースフラットシステム / HP: https://peaceflat.com/ / Email: sales@peaceflat.com
情報セキュリティ:ISMS(ISO/IEC 27001)認証取得。経済ニュースWBSでも事例が紹介されています。